”魚の部位を持つ亜人”と評される種族。
姿形・雌雄の違いで呼び名も様々。
全体的な特徴では人間種、あるいは亜人種の上半身と魚類、あるいは水性哺乳類の下半身を併せ持った姿。

水中では無類の移動速度・泳距離を持っているが、それ故に筋力が尾鰭に集中しており、
逆に陸上での活動は著しく制限される(エラと肺を使い分けるため呼吸は問題なく可能)。
人化の術で人間/亜人種の社会に溶け込んだり、精神を揺さぶる歌で歌手として活動する個体もいる。

人魚種の血や肝は不老長寿の薬の元と言われ、また見目麗しい個体も少なくない。
そのため最近では主に人間種による乱獲・奴隷売買が横行している。

魚人種(族)とはよく対で語られる事も多い。
また人魚種は魚人種・人間種・一部の亜人種・一部の魚類/水性哺乳類と交配が可能。これは前述の人化の術に加え、年齢を重ねた人魚種は番となる種族に合わせて半身を置き換える術を覚えていくからである。

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