【R-18】シュテルとシュルクは遭難した島で貴方たちと生活するようです【安価・あんこ】

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「今日もいい天気だ、散歩しよう」
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一日は散歩から始まる、雨が降った時はやることがなくて困るがその時はその時だ
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『おはようございます、片羽様』
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途中で妖精のフェリスさんに会った。こんな自分の数少ない知人だ。
そのまま川へ行く。川は毎日２桁程度行く。我ながら行き過ぎだと思う。
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『……魔獣の臭いがする』
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今度はカリューさんを見かけた。真剣な顔をしてるのでそっとしておこう
猟師の人達なんかは森でよく見かけるがどうも気後れして話しかけるのをためらう
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「海は綺麗だな……」
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海を見ながらそう思う、太陽の光が反射してとても綺麗だ
海も赤々と輝いていて魚たちも元気そうだ。たまには魚も採るかな
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「月が綺麗ですね」
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特に意味のない言葉を吐いてみる。その言葉を言うのは２年遅い
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「そろそろ拠点に戻って寝ようかな、いい時間だし」
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一人言が多いのは悪い癖だな、直さないといけない
ぶつぶつ言いながら歩き回るなんて不審者待ったなしだ。通報されても文句は言えない
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「さて、今日も一日何事もない素晴らしい日だったな、願わくば明日も素敵であるように
　こんな自分の思想を共感してくれとも理解してくれとも言わない。自分は自分だから。本質は変わらないんだから」
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そんな意味のない独り言をまたぽつりとつぶやいた
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