ここは、いつも平和な神賽島……
作物は豊富で、家畜は良く育ち、海は綺麗で魚は美味しい。
皆がいつもにこにこ暮らしているのどかな島。
しかし……ある日突然、人理が崩壊してしまいました。
これは、島を元に戻すため奮闘する、一人の少年と喚び出される仲間達の物語なのじゃ。フォッフォッフォッ!
 
 
ログイン二日目「メルトリリス来たら本気だす。」
 
 
“ログイン二日目です!聖晶石×2を入手しました!”
 

・冒険準備
アステル「それにしても、人理を救うって何から始めればいいんだろう……」
 
ラッコ『ラケルさんが言うには、この神賽島各地に点在する歪みをなんとかしないといけないんだって!しかも、その歪みにはそれぞれ番人が居て、そいつらも倒さないといけないらしいよ!』
 
バルハル「難儀な事だな」
 
アステル「うーむ……倒すと言われてもなぁ……と、とにかく、今の二人の力を把握しておかないとね!」
 
ラッコ『じゃあ、私から!クラスはアサシン、ライダークラスの相手には有利を取れるよ!逆にキャスターは苦手かな……Bが2枚、Qが2枚、Aが1枚の攻撃寄りの編成だね!』
 
アステル「ふむふむ、スキルもスター集中とクリティカルアップ、自己強化のスキルで単体運用がしやすいね。」
 
バルハル「次は私か、クラスはキャスター、アサシン相手には有利が取れるがライダーは苦手だ。
Bが1枚、Qが1枚、Aが3枚のアーツ寄りの編成だな」
 
アステル「ふむふむ…こちらはデバフメインのスキルと溜めやすいNPで必殺技ぶっぱ型みたいだね……」
 
アステル「………うん…大体わかったかな。
ただ、まだまだ戦力も集めないといけないし、とりあえず報酬の聖晶石のためにも最初のクエストに行ってみよう!」
 
二人「『おー』」
 

・それは必殺のバルハルビームなの?
ラッコ『………………』
 
アステル「………………」
 
バルハル「………………」
 
ドラゴン「………………」
 
ラッコ『……………初戦ドラゴンはクソゲー過ぎない?』
 
バルハル「私は頭脳労働タイプだからな、しかもライダー相手だと速攻終わるゾ」
 
アステル「/(^o^)\」
 
アステル「/(^o^)/」
 
アステル「\(^o^)\」
 
ラッコ『こらこら…現実逃避してないで指示しなさいよ』
 
バルハル「初陣がこれでは仕方あるまい、どれ、ここは使うしかないかな。“バルハルビーム”を」
 
ラッコ『この無理ゲー状態に打開策が………!?』
 
ドラゴン「ギャウ!」ドシーン!
 
バルハル「」weak!
 
ラッコ『バルハルさぁぁぁぁん!!!!』
 
バルハル「大丈夫だ……ガッツ付与のスキルを使っておいて良かった……
くらいたまえ、バルハルビーム!」ビビビビビビビ
 
ドラゴン「…………?ギャウ!」ドシーン!
 
バルハル「」weak!シュワァ……
 
ラッコ『バルハルさぁぁぁぁん!!!!』
 
アステル「……はっ!ドラゴンにパックマンされる夢を見てた!」
 
ドラゴン「(^_^)/」
 
アステル「ふわぁぁぁぁ!!夢じゃながっだぁぁぁぁぁ!!」
 
ラッコ『アステル君落ち着いて!……ん?ドラゴンの様子が……?これは……アステル君!ドラゴンの状態どうなってる!?』
 
アステル「え…?えっと、防御低下の攻撃力低下…宝具封印にクリティカル率低下が掛かってるよ!」
 
ラッコ『やっぱり!さっきより様子がおかしいわけだ!これなら……!』ズバズバズバ!
 
ドラゴン「(´・ω・`)/
」weak!シュワァ…
 
アステル「おぉ!あのドラゴンを倒せた……!?」
 
ラッコ『かなり弱い個体だったみたいだね……それにバルハルさんの決死のビームのお陰だよ!』
 
アステル「とにかく早く帰ろう!バルハルさん喚び直さないと!」
 
報酬、聖晶石×1を入手しました!
 
 
・新しい仲間、そしてモナド
アステル「よし、石も3個貯まったしガチャ引こうガチャ!」
 
バルハル「流石にキャスターとアサシンでは素の火力が低いからな、戦力の補強はしておきたいものだ」
 
ラッコ『そうねー……ん?ガチャマシーンの所に……?』
 
???「やぁ、こんにちは。」
 
アステル「え?シュルクさんじゃないですか!どうしたんです?」
 
シュルク「ははは、ラケルに頼まれてね、これからは召喚補助や、他にも冒険に役立つアイテムを代価であるメロンゼリーと交換という形で提供するアイテム屋を開く事になったんだ、宜しくね。」
 
ラッコ『へぇー、石の欠片とかも集めれば一つの石に戻してくれるみたいだね。これからお世話になりそう!』
 
シュルク「さて、石もあるみたいだし、一発引いてみるかい?」
 
アステル「はい!お願いします!」
 
シュルク「わかった、ここをこうこうこうして……はい、引いていいよ」
 
ガチャガチャ……キュィィィン!
 
バルハル「できれば純火力の高いセイバーが出ると良いが……」
 
ラッコ『生存特化のランサーとかでも良いなー』
 
シュゥゥゥ……モクモク……
 
???『……ここは……君が僕のマスター?』
 
アステル「は、はい!貴女は?(女の人の声…?)」
 
ラッコ『もしかしてこの気配は……』
 
バルハル「ふむ」
 
???『光と影と共にここにいる……宜しくねマスター!僕はアサシンのサーヴァント、影楼って呼んでね!』
 
ラッコ『被ったぁぁぁぁ!!!』
 
バルハル「被ったな」
 
影楼『歓迎されてない!?』
 
アステル「いや、そんなことないよ!?来てくれてありがとう!これから宜しくお願いします!」
 
 
はてさて、謎の微笑みショップ店員・シュルクと、新たな仲間である影楼を一行に加えたアステル達……
最初のクエストから全滅仕掛けるとは心配じゃがどうなるのかのぉ?
神賽島の人理を救うため、アステル達は今日もそれなりに頑張っとるみたいじゃ……フォッフォッフォッ!

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          ,   /   ヽイ'    \ ',  \: : : : : : : ヽ.乂. \
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               >. :~.',. ',  、      『光と影と共にいる………僕は影楼!宜しくね、マスター!』
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