最終更新:ID:58GMxKd7Jw 2017年05月07日(日) 08:55:39履歴
聖杯戦争ネタ
あらすじ:何やかんや仮想現実闘技場で模擬戦聖杯戦争やろうぜ!という話になった。
マスター無し令呪無し、さっくり殴りあう感じで。
聖杯戦争の都市の片隅の教会。
“監督役の本拠地”と設定された建物を突き破り、高さ5m程のクロマツの木が生えてきた。
にょっきりと。
「“サーヴァントは最盛期の姿で召喚される。”
成る程、ルーラーとしての最盛期、であればこの時期ですか。」
生えてきた木、ルーラーのサーヴァントとして召喚された樹人クロマツが呟く。
クロマツは元々木として棲む森の調停役として暮らしていたのを、
半人間形態の躯体となって人里に出てきた樹人である。
生存能力ならば島に来てからが優れている。戦闘力も又、ダイスを得てからの方が優れている。
・・・だが、ルーラー(法を敷く者)としてならば別、という事なのだろう。
樹木の姿であった頃、100年以上前の姿で召喚されたクロマツは其れも又良しと受け入れる。
「では、役回りの通りに・・・ルーラーとしての目的は土地・建物が出来るだけ傷つかない戦争終結。
領域内の植物に接続、誘導を開始します。」
ルーラー:クロマツ(樹齢50年)
何時現れたのか、ビルの屋上に透き通った少女が一人。
『これがサーヴァントか。解析しよ。』
キャスターとして顕現した竜の幽霊の魔術師、ラケル。
なんの動揺も惑いも無く、聖杯戦争中というのも気に留めず、
サーヴァントとしての自らの解析を開始する。
・・そして暫し、全ての植物が揺れ、僅かに動き、何かが変わったのを彼女は知覚する。
『植物で出来た起動寸前の魔法陣群。サーヴァントが攻撃したら漏れた魔力を吸って攻撃先の建物を防護する、開催地防御目的の策。
まあええか。この体も採集しとこ。』
その術式と目的を刹那に看破し、しかしまあええかの一言で流すラケル。
ついでとばかりに“見ている”誰かに対する妨害術式も貼って。
ラケルによるキャスターの体の解析と、サンプル収集は続く。
キャスター:ラケル(一回倒されたら脱落)
『ラケルさんが視界から消えました。魔術を使われましたねー。』
『まあ、ラケルなら仕方あるまい。
然しペアで1騎とはな。変わったサーヴァントの形もあるものだ。』
『嫌ですかティラーさん?』
『いいや、嬉しいよレア。さて、ラケルは置いておいて後一体・・・真逆未だ召喚されていないのか?』
戦闘地域の端、山の屋上から観測を行う狙撃手と観測手。
人間の狙撃手、ティラーと観測手の役回りを振られた小人、レア。
二人で1騎として呼ばれたアーチャーは、他のサーヴァントの捕捉を続けている。
『というかクロマツさん、隠れる気あるんですかねあれ。』
『まあ、無いのだろうな。そもそもルーラーは隠れる必要性が無いクラスだ。
・・・セイバーが動いた。相手はランサー、ぶつかるぞ。』
アーチャー:ティラー&レア(片方ダウンで敗退、能力値分割)
『んー、誰から行きましょうか。
妖精さん迷っちゃいます。』
ふよふよと市街地を浮く妖精種の美女、セイバーがのほほんと呟く。
彼女が“仲間”である彼ら彼女らをバーチャル的な何かとはいえ切るのか?
その辺りは聖杯戦争の細かい仕様含めてそういう物だと読者の皆さんにはご納得願いたい。
『よし、近い人から、ですね。
ええと・・・“ランサー”さん、妖精さん行きますよ!』
トン、と足を付き、蹴りだす一瞬でトップスピードに。
ほんの刹那で最も近かった“ランサー”の元にたどり着き、『妖精の歓喜の剣(イオランテ)』が振るわれた。
セイバー:フェリス(再生・攻撃透過系特性封印)
『来たな!?』
ガキィ、剣と槍が削り合う音が響く。
『だが、負けはせん!』
セイバーの一撃を迎撃し、二合、三合と刃を交え続けるのは偉大なりしシャーウッドの女王。
“大人としての姿”で現出したケットシーのトゥーである。
サーヴァントの“枠”の問題で力比べでは分が悪い。
然し速度、特に小回りにおいてはランサーが優位に立つ。
故に斬り合いながら、一度距離を離す機会を伺い続ける。
『クロマツの術が邪魔だが・・・さて、街を守る術式を破るのも気が引ける。
例え架空だろうともな。
だがまあ、それでも勝って意地を見せよう。
・・・これはッ!?』
悪寒。“巨大な何か”が現出する感覚。
一瞬の判断で飛び下がったトゥー、見るにフェリスも又飛び下がっている。
互いに示し合わせたように二騎は悪寒の方向を見る。
『あれはッ・・・・・・!!!』
ランサー:トゥー(おとなのすがた)
「我具足武者也。」
開催地の山とは逆の端、海辺に召喚されたのは強き力と堅き甲殻を持つ深海生物。
水神アクアの信仰者、具足武者。
「アトランティス起動」
『エンジン起動、量子演算開始、重力波制御80%、カラテよし』
「具足武者=アトランティス=プルトン、これよりエントリーする!」
彼は召喚された瞬間に、躊躇いなくその宝具を行使する。
そう、彼の霊器こそが“バーサーカー”故に。
「ドーモ=ミナ=サン」
「具足武者=デス」
「早速だが我が勝利させてもらう。」
「素晴らしきアクシズ教の為に。」
顕現したるは“水の魔導王・アクアビート”
クロマツを優に凌駕する巨大さと、其れに比例した強大さを持つ宝具。
全ての陣営を蹂躙すべく、全ての陣営への勝利を水神・アクアに捧げるべく、
全陣営への宣戦布告が行われた。
バーサーカー:具足武者(戦略・戦術思考封印)
短編ADV、神賽島聖杯戦争、20007年発売未定!
あらすじ:何やかんや仮想現実闘技場で模擬戦聖杯戦争やろうぜ!という話になった。
マスター無し令呪無し、さっくり殴りあう感じで。
聖杯戦争の都市の片隅の教会。
“監督役の本拠地”と設定された建物を突き破り、高さ5m程のクロマツの木が生えてきた。
にょっきりと。
「“サーヴァントは最盛期の姿で召喚される。”
成る程、ルーラーとしての最盛期、であればこの時期ですか。」
生えてきた木、ルーラーのサーヴァントとして召喚された樹人クロマツが呟く。
クロマツは元々木として棲む森の調停役として暮らしていたのを、
半人間形態の躯体となって人里に出てきた樹人である。
生存能力ならば島に来てからが優れている。戦闘力も又、ダイスを得てからの方が優れている。
・・・だが、ルーラー(法を敷く者)としてならば別、という事なのだろう。
樹木の姿であった頃、100年以上前の姿で召喚されたクロマツは其れも又良しと受け入れる。
「では、役回りの通りに・・・ルーラーとしての目的は土地・建物が出来るだけ傷つかない戦争終結。
領域内の植物に接続、誘導を開始します。」
ルーラー:クロマツ(樹齢50年)
何時現れたのか、ビルの屋上に透き通った少女が一人。
『これがサーヴァントか。解析しよ。』
キャスターとして顕現した竜の幽霊の魔術師、ラケル。
なんの動揺も惑いも無く、聖杯戦争中というのも気に留めず、
サーヴァントとしての自らの解析を開始する。
・・そして暫し、全ての植物が揺れ、僅かに動き、何かが変わったのを彼女は知覚する。
『植物で出来た起動寸前の魔法陣群。サーヴァントが攻撃したら漏れた魔力を吸って攻撃先の建物を防護する、開催地防御目的の策。
まあええか。この体も採集しとこ。』
その術式と目的を刹那に看破し、しかしまあええかの一言で流すラケル。
ついでとばかりに“見ている”誰かに対する妨害術式も貼って。
ラケルによるキャスターの体の解析と、サンプル収集は続く。
キャスター:ラケル(一回倒されたら脱落)
『ラケルさんが視界から消えました。魔術を使われましたねー。』
『まあ、ラケルなら仕方あるまい。
然しペアで1騎とはな。変わったサーヴァントの形もあるものだ。』
『嫌ですかティラーさん?』
『いいや、嬉しいよレア。さて、ラケルは置いておいて後一体・・・真逆未だ召喚されていないのか?』
戦闘地域の端、山の屋上から観測を行う狙撃手と観測手。
人間の狙撃手、ティラーと観測手の役回りを振られた小人、レア。
二人で1騎として呼ばれたアーチャーは、他のサーヴァントの捕捉を続けている。
『というかクロマツさん、隠れる気あるんですかねあれ。』
『まあ、無いのだろうな。そもそもルーラーは隠れる必要性が無いクラスだ。
・・・セイバーが動いた。相手はランサー、ぶつかるぞ。』
アーチャー:ティラー&レア(片方ダウンで敗退、能力値分割)
『んー、誰から行きましょうか。
妖精さん迷っちゃいます。』
ふよふよと市街地を浮く妖精種の美女、セイバーがのほほんと呟く。
彼女が“仲間”である彼ら彼女らをバーチャル的な何かとはいえ切るのか?
その辺りは聖杯戦争の細かい仕様含めてそういう物だと読者の皆さんにはご納得願いたい。
『よし、近い人から、ですね。
ええと・・・“ランサー”さん、妖精さん行きますよ!』
トン、と足を付き、蹴りだす一瞬でトップスピードに。
ほんの刹那で最も近かった“ランサー”の元にたどり着き、『妖精の歓喜の剣(イオランテ)』が振るわれた。
セイバー:フェリス(再生・攻撃透過系特性封印)
『来たな!?』
ガキィ、剣と槍が削り合う音が響く。
『だが、負けはせん!』
セイバーの一撃を迎撃し、二合、三合と刃を交え続けるのは偉大なりしシャーウッドの女王。
“大人としての姿”で現出したケットシーのトゥーである。
サーヴァントの“枠”の問題で力比べでは分が悪い。
然し速度、特に小回りにおいてはランサーが優位に立つ。
故に斬り合いながら、一度距離を離す機会を伺い続ける。
『クロマツの術が邪魔だが・・・さて、街を守る術式を破るのも気が引ける。
例え架空だろうともな。
だがまあ、それでも勝って意地を見せよう。
・・・これはッ!?』
悪寒。“巨大な何か”が現出する感覚。
一瞬の判断で飛び下がったトゥー、見るにフェリスも又飛び下がっている。
互いに示し合わせたように二騎は悪寒の方向を見る。
『あれはッ・・・・・・!!!』
ランサー:トゥー(おとなのすがた)
「我具足武者也。」
開催地の山とは逆の端、海辺に召喚されたのは強き力と堅き甲殻を持つ深海生物。
水神アクアの信仰者、具足武者。
「アトランティス起動」
『エンジン起動、量子演算開始、重力波制御80%、カラテよし』
「具足武者=アトランティス=プルトン、これよりエントリーする!」
彼は召喚された瞬間に、躊躇いなくその宝具を行使する。
そう、彼の霊器こそが“バーサーカー”故に。
「ドーモ=ミナ=サン」
「具足武者=デス」
「早速だが我が勝利させてもらう。」
「素晴らしきアクシズ教の為に。」
顕現したるは“水の魔導王・アクアビート”
クロマツを優に凌駕する巨大さと、其れに比例した強大さを持つ宝具。
全ての陣営を蹂躙すべく、全ての陣営への勝利を水神・アクアに捧げるべく、
全陣営への宣戦布告が行われた。
バーサーカー:具足武者(戦略・戦術思考封印)
短編ADV、神賽島聖杯戦争、20007年発売未定!
このページへのコメント
残りのクラスも期待してますので、続けてください。m(__)m
外典お疲れ様でした
猟兵はレアさんとアンメア式の召還ですか。はてさて、これがどう動くか…
あと一つ言わせてもらうと猟兵は!を基本使わないのでお気を付けをー
おつかれさまです
妖精さんは仲間でも斬りますよ
仲間=自分感覚なので、自分がされても大丈夫なことは相手もされても大丈夫と考えますから…
クロマツさんがいなければ即死だった(町が)
今年中に販売してもいいのだよ?