伝説の金属といわれている物質。
カタカナと漢字で表記されるものがあるが、その効果と種類、生み出される工程は
全く違うとされている。

カタカナのものは「ヒヒイロカネ」と「ルリイロカネ」の二種類があり
これらは特定の環境で長い年月をかけて形成されるらしく
ヒヒイロカネは切れ味を高めるとも魔力や磁力・電力を拒絶し
ルリイロカネは力を拒絶する力があるとも超常を否定するとも言われている
しかし、近年新しくイロカネが発見されたらしく
その「ルルイロカネ」には対異能効果を持っており、それなりに加工は容易だが数も必要らしい

漢字表記のものは「緋緋色金」、「瑠瑠色金」、「璃璃色金」の三種類。
これらは三人の神霊、「色金姉妹」と呼ばれる者たちの意思によって生み出され、
それぞれの色金に宿ると言われており、イロカネと違い彼女たちの器として選ばれるか、
意思に認められた者にしか能力を引き出すことができない。
ちなみに、その意志は「それぞれ一にして全、全にして一」とされている。
色金に関しては厳重に情報が規制されており、瑠瑠、璃璃に関してはタマモが。
緋緋に関しては赤い拳法家(李書文)が受け持っているという。

「緋緋色金」には時空を超える力があるのだが、特定の条件をクリアしなければ
いずれ力に飲み込まれる危険性が高いとされているため、色金事態に厳重な封印が
施されている。

「瑠瑠色金」には異能を無効化、拒絶する力がある。これは加工がしやすく誰にでも使えるため
比較的条件が緩いが、「瑠瑠神」が引きこもりであるためか入手が三つの中でも特に難しい。

「璃璃色金」は「瑠瑠色金」とはちがい異能を封じる力を持つが加工がしにくく、
器に選ばれると徐々に感情を失っていくというリスクがあるが
その分、封印する力が強く、第六感や生命力が強くなるという
現在はティラーが「璃璃色金」の器、「璃巫女」として色金の欠片を内包している。

そして、瑠瑠色金、璃璃色金が混ざり合った「瑠璃色金」は緋緋色金と同等の危険性があるが
異能に対して絶対的なジョーカーにもなりえる物である。だが、これはあくまで生まれる可能性があるだけで
実物を確認されたことはなく、あったとしても瑠瑠神、璃璃神両者から手を離れたものとなっている。

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