【R-18】シュテルとシュルクは遭難した島で貴方たちと生活するようです【安価・あんこ】 - だれかの音声記録No.01-勧誘メッセージ-
誰しも一度は不思議に思ったことはないかね?
神とはどんな存在なのかと
あるものは全知全能だという、またある者はそんなものは存在しないという
唯一の存在であったり、司る権能ごとに存在したりと誰もその存在を確認していないのに
まことしやかに存在が語り継がれているのだ

だがあの日、人類は神を呼び出すことに成功した。まあ、その代償はいささか大きかったがね
あの時はなかなか面白かったな、なにせ神の存在が証明されたのだから
だがな、どうやら神とは語り継がれるような全知全能ではないらしい
荒れ果てた世界を在りし日の姿にまで再生できるくせに呼ばれなければ干渉することもできん
更に人類に失望しただと?まったく、そんなことは吾輩が言いたいものだ、神に失望したとな
あの時は本当にがっかりしたよ、失望したから滅ぼすなぞ、失望することになる未来が見えていなかったということだ
もしくは見えていたとしても、無鉄砲な若者のように盲目的に信じた挙句
勝手に裏切られたと被害妄想をしているだけだからな
そんなくだらないことで神が全知全能ではないことが判明してしまったのだ、つまらんというほかないだろう?

まあ、そんなことはどうでもいい
吾輩はな、知りたいのだ
神の能力を、神の生態を、神の精神を、神のすべてを解き明かすなど面白そうではないか!
まあ、賛同してくれるものは非常に少ないのだがね

だが、興味を持ったのならこれを聞いている君も吾輩の同類ということだ
結社の門扉はいつでも開かれている、君が仲間となることを期待しているよ